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糖尿病の食事について知っていこう【健康を維持するための話】

年配女性

糖尿病は患者数の多い病気

厚労省が行った国民調査では、糖尿病の疑いが強い人は概ね1千万人などと推計されたほど、糖尿病は非常に患者が多い疾患です。糖尿病という名前から、甘い物さえ食べなければ大丈夫な気もしますが、その間違ったイメージも、糖尿病患者を増やす原因になっているのではないでしょうか。例えば、炭水化物の小麦粉は精製食品なので糖質が多く、食べ過ぎれば食後に大量のインスリンが出るので、過度に常食すればやがて糖尿病を発症すると思います。ところが、小麦粉はパンをはじめ、ラーメンなどの麺類、それにスナック類など、多くの食品の原材料になっており、普通に暮らしていれば、食べる機会が意外に多いのです。さらに日本人は主食として白米を食べますから、これも小麦粉と同様に精製された炭水化物のため、糖質も多めになります。そのため、ご飯と麺類を一緒に食べた後、スナック菓子などを食べれば、ケーキといった甘い物を一切口にしなくても糖質のオンパレードです。糖尿病の食事としては最悪だと言えますが、日常生活では特に珍しくない内容なので、これなども糖尿病患者が増えていく理由のような気がします。

医者と患者

糖尿病の治療では食事療法が重要

投薬療法もありますが、糖尿病の治療では運動療法と食事療法が重要ですから、日常生活を改めることが肝心です。運動療法を完璧にこなしても、糖質を取り過ぎれば全て台なしになるため、やはり食事療法を中心に考えた方が良いでしょう。糖尿病の食事で大切なのは、先ず糖質を抑えることであり、次に食後の血糖値を上げないことです。それらのことを考えますと、食物繊維が俄然魅力的になりますから、糖尿病の食事では是非取り入れて欲しいと言いたいところです。食物繊維を毎食シッカリ摂取すれば、血糖値が食後に急上昇するのを防げるため、利用しない手はありません。という訳でお米を食べるなら玄米が良く、これなら食物繊維やミネラルなどもまだ残っているので、白米より血糖値が上がりません。また、押し麦も食物繊維が非常に豊富であり、血糖値を上げにくい食品ですから、こちらに着目しても良いと思います。